ミカエル・ユーズニーの特徴とプレースタイル

テニス

軍曹と呼ばれるロシアのベテランパワーヒッター

元世界ランク8位のプレイヤーで、ラケットを頭に乗せ敬礼をするポーズをとることから「軍曹」とも呼ばれています。日本語表記ではミハエル・ユージニーとなることもあります。
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またユーズニーと言えば流血事件も有名です。それは彼がアルマグロとの試合の中で、ロングラリー中にイージーなミスをしてしまった時のこと。

ミスした後にラケットをたたき折ってしまう選手はいますが、なんと彼はラケットをなども自分の頭に打ち付け流血してしまったのです。この気迫あふれる行動も、軍曹と呼ばれる所以でしょう。

片手バックのグランドストローカー

プレースタイルはパワーあふれるグランドストローカーです。流血事件ではないですが、個人的にはアルマグロとユーズニーはどちらも片手バックハンドで、身長も同じ183cm。なおかつパワーヒッターということで非常に似ているプレイヤーだと思っています。

もし比較するのであればアルマグロよりは、攻撃力は劣るものの、守備力で勝るといったところでしょうか。彼の片手バックはもちろんポイントも取れますが、スライスが非常に上手く横回転や縦回転など変化をつけて、粘り強いラリーも得意としています。

強力な一発で仕留めるというよりは、強打を連発して追い込むようなイメージに近いかもしれません。

また球足の速いコートではネットに詰めることも多く、ダブルスでも試合経験が豊富なため、詰めたときのポイント取得率も悪くありません。

弱点

プレーのテンポが一定で変化に乏しい気もします。特に相手のストローク力が1段階上だったりすると、他に攻めようがなくなってしまうんですね。こうなってしまった時は無理にネットに詰めたりするのですが、パッシングで抜かれることも多くなってきます。

一時期フェデラーの練習パートナーとして一緒に練習をする仲でしたが、地力で勝るフェデラーには0勝13敗喫しています。

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