高校3年の半年で偏差値50から60に上げるために大切な5つのこと

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残念ながら巷にあふれる、教科書も開いたこともないような人が大逆転で東大に受かる話ではありません。もうめっちゃ平均的な学生が、偏差値60になりMARCHに合格した時の話です。
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偏差値を10上げるというリアル

物語としてはすごい中途半端ですが、それがとってもリアルw
筆者は現役でMARCHに合格し、現役で卒業。高校の入学時の偏差値は56。その高校1年~3年夏まで大学模試で50で安定。

個人的には自分にしてはまあよくやったと思っている次第です。
なのでどうやって合格したかという論調で、なぜMARCH止まりだったかではありませんのでご容赦ください。

私の高校までの成績といえば、超普通。偏差値は常に50前半。テスト前に対策しても数学と生物で一度ずつ赤点をとり再テストになったことがあります。まあ偏差値50前後ならそんなこともありますよね。

さてそんな私がどうやって偏差値を10上げることが出来たのか。振り返って重要だったなと思うことを以下にあげたいと思います。

1.落ちるはずがないという自信を持つ

ぶっちゃけこれに尽きると思っています。他にも要因を上げますが、全てこの補完でしかないというくらい、自信を持つということに尽きると思っています。

個人的には自信がなかったら、勉強できなかった気がします。超必死で勉強しても「落ちるかも」と思っていたら、「じゃあやらなくていいや」と思ってしまうくらい自分の意思は弱かった。

だからこそ勉強したら落ちるわけがないと思い続け、勉強をしていました。それが集中力を保って勉強を続けられた要因で、勉強を続けることが出来なかったらもちろん落ちていたでしょう。その自信を保つ方法が以下の4つになります。

2.どうやったら受かるかを徹底的に考える

「みんなと同じ量・同じ質の勉強をしたら、みんなと同じように落ちる。」これが当時の勉強の仕方の持論でした。今思い返しても、意外と的を射ていると思います。
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だから絶対にみんなと同じ勉強をしないと決めていました。みんなと違うというだけで自信が湧いてくるのです。だって「みんな」は落ちるのですから。それが自分の自信の源の一つでした。

勉強法を考えたというより、勉強法が書かれている本を5冊くらい読んで、さらに記憶に関する本を1冊読んで、自分なりに完璧であろうという勉強法を作ったのです。これは実際には完璧でなくともいいのですが、自分に完璧な勉強法だと思わせることが大事です。

だってこれから続く勉強法が完璧なら絶対に受かりますから。どんなに苦しくとも勉強を続けることが出来ます。この勉強をしても受からないんじゃないかと思ったら負けなのです。

ちなみにここで個人的に大切なのは、自分で考えることです。誰かの勉強法を真似したら、結局他の人と同じことをやっていて、同じように落ちると考えていたので、絶対に真似はしませんでした。

一日の勉強時間は8時間くらいで、べらぼうに多いというわけではありませんでした。ただとにかく集中してやりました。毎回始める前に時間内にこの単語を覚えられなければ落ちる。この問題集で○点取れなければ落ちる。などとくかく自分にプレッシャーをかけ、毎回本気で取り組みました。それくらい集中して取り組めば絶対に受かるだろうと考えていたからです。

3.徹底的にスケジュールを立てる

私は100%受かる勉強法を発明しました。合格にもう一つ必要なのはそれをしっかり「こなす」ことです。完璧な勉強法を完璧にこなせば、100%受かる。だからこなす。そう考えていました。

なので、自分なりの勉強法をカレンダーを見ながら完璧に立てました。後述しますが、復習が大事だと気付いたので、復習の時間もしっかりとり、このスケジュールをこなしたら、100%受かるという自信のあるスケジュールを立てました。

この参考書を5周こなすためには、一日○ページ進める。単語帳を10周するためには、一日何個覚える。一日に使える時間は限られているので、それを自分なりな時間割に当てはめていき、完全に習慣化しました。

ここで完璧に近いくらいスケジュール通りに勉強を進めることが出来たのは、こなしさえすれば絶対受かると信じていたからです。

さらに勉強時間は一コマに区切り、絶対に90分。なぜなら実際の試験は90分で行われ、その集中力を鍛えたかったからです。時間がきたら必ず休憩。時間内に終わらせるというプレッシャーも含め、なるべく本番に近いペースを心がけていました。

またアクシデントで予定通り進めないこともありますが、それを補うため土日には予備のコマを設けていました。できなかった分はこのコマで必ず補います。予定通りであれば、1ヵ月以上前にやった場所の復習をしていました。

4.復習をスケジュールに入れる

具体的な勉強法ですが、絶対に復習をスケジュールに入れてください。復習の時間を取れないのであれば、その勉強はしなくていいです。必ず勉強するときは復習とセットにしなければ時間の無駄。むしろ遊んでいた方が気分転換になっていいというくらいです。

私自身徹底的に復習をしました。昨日の分、1週間前にやった分、1ヵ月前にやった分を毎日カレンダーを見ながら復習。こんだけ復習すればさすがに自分の頭でも覚えられるだろと、自分が納得できるまで復習をしました。

繰り返しになりますが、とにかく自信を持つために、自分が納得できるやり方を、納得できる量でこなしました。

5.本気を出す

最後はもう精神論。本当に本気を出すということ。私なんかは部活をスゴイ頑張ったわけでもなく、大学受験をするまでは「本気」になったことは特にありませんでした。だからこそ、自分の「本気」はどこまで通用するのか自分なりに試してみたかったのです。
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そして本気を出した結果が、MARCH合格でした。当初の目標通りの結果であり、唯一反省するとすれば、目標がもう少し高ければ結果は変わっていたかもしれないということです。

ただまあそれを含めて自分の「本気」は出せたと思っています。そして今まで微塵も思ったことはなかったのですが、「本気」で勉強してはじめて、「勉強が楽しい!」と思えたのです。

それは勉強が楽しかったのか、「本気」でやるということ自体が楽しかったのか、今でもわかりませんが、充実していたのは事実でした。

受験生の方へ

受験生にとって大切なのは、最終的には「気持ち」です。受かりたいという「気持ち」そしてその気持ちを支えるのが「受かるという自信」。そしてその自信を支えるのが「勉強法」です。素晴らしい勉強法である必要はありません。自分がこの方法なら絶対に受かると思える勉強法なら何でもいいです。

私の勉強法も、他の受験生や教師から見たら非効率的な部分がたくさんあるのだと思います。でも自分が納得できればそれでいいのです。もちろんそれば他の人の真似事でも全く問題ありません。それを信じれば受かるという自信になりさえすればいい。ただ一点復習だけはしてください。

そして自分の「本気」をこの機会に試してみてください。自分の「本気」どこまでいけるのか。その過程で、継続する力、勉強の楽しさ、本気を出しているときの疾走感。知らなかったことを知ることが出来ると思います。
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現代の社会において、学歴の価値は下がりつつあると思います。そしてそれでいいと思います。自分の財産は学歴などでは全くなく、あの時本気を出して、その喜びを知ったこと、そして勉強の仕方を学んだことにこそあります。あの時受験を乗り越えたことは、しっかりと自信に結びついています。そして今も尚実業に生かせる勉強を続けています。

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