自分がどんどんダメになっていくので、会社を辞めることにした 後編

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父が亡くなった

メディアに来て約一年。先月父が63歳で亡くなりました。心臓が弱いのは知っていましたが、家族からすれば突然の死で、父がやっていた会社は急きょ母が引き取り、その後に弟が継ぐということになりました。

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最期の日、父は心臓が2度止まり、心臓マッサージと強力な薬によって何とか意識を取り戻しましたが、呼吸はもう自力ではできず、のどの奥までチューブを通し、一言もしゃべれない状況で、ベッドから天井を眺めていました。

意識ははっきりとあったので、最期の言葉をと医者に言われ、今まで我慢していた涙が滝のようにあふれてきました。泣きながらだったので、聞き取れていたかはわかりませんが、「お父さんのような立派な会社を俺も創る」と誓ったのです。

その後、最期の言葉をかけてから意外と時間があったのですが、6時間後に息を引き取りました。

父の会社は社員が3名の小さな会社でしたが、50、60代の男たちが社長である父を囲み肩を震わせながら泣いていました。その時今まで知らなかった父の姿を知った気がします。父を慕い、こんなにも悲しんでくれる人達がいたことを。

父は少なくとも自分が思っていたよりははるかに偉大でした。「人を大事にしなさい。」これは将来会社を継ぎたいと言っていた弟に父が教えた言葉だったようです。

目標は父を超えること

そして葬儀・告別式・法要を終えゆっくりと自分のことを考えられるようになったとき、自分は一体何をしているのかと目が覚めたのです。

とくにやりがいもなく手を抜きながら仕事をし、結婚するわけでもなくのうのうと過ごしていていいのかと。これが偉大な父の息子の姿でいいのかと。

それまでもなんとなく独立したいと思っていたため、ブログを立ち上げたり、少しサイトを作ってみたりとしていましたが、ほとんどが中途半端で終わり。

理由は別に頑張らなくても、今の仕事は楽だし食べていけるから、それに負けてしまっているのです。だから会社を辞める。だから会社をやめるのです。

いまから約2か月後、入社して3年と10か月でこの会社を退職します。もう逃げられません。逃げればくいっぱぐれるだけです。そこまで追い込まないと、自分は奮い立たない。それくらい私の意志は弱いのです。

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もちろんアフィリエイトで売り上げを上げるには、時間がかかります。いままで中途半端にやった結果は約500円。アフィリエイトで食べていく難易度は多少は知っているつもりです。

貯金もたいしてないため、1月の時点で10万弱の確定が無ければ生活が危うくなる可能性が高いです。やめてから頑張るのでは遅い。今から本気で取り組まなければ、生活ができない。

既に上司には報告を済ませました。私がこの会社を辞める理由はこの会社が悪いわけではありません。むしろいい人たちばかりだから私はやめます。

自力で稼ぐ。当面の目標は父の年収2,000万。にしてもすげぇな親父。

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