おうちで美味しい焼肉をいただくために「スモークリーンIII DSK2002」を検討している方。
「ちょっと待った!」
別に悪い選択肢とは思いませんが、実際にスモークリーンIII DSK2002を使っている私はすでに別のものが欲しくなっています!その理由を解説していきます。
赤外線ではなく鉄板焼き
まずスモークリーンIII DSK2002は遠赤外線で焼くタイプではなく、プレートを熱して肉を焼くタイプ。つまり以下のことが起こります。
- プレートに触れていない部分は焼けない
- 肉をタレにつけてから焼くとめっちゃ油とかタレが跳ねる
- プレート部分に焦げが付く
家で美味しい焼肉を食べるコツは、肉をたれに付け込んでから焼くことだと思ってるんですが、それをスモークリーンIII DSK2002でやると、油は跳ねるしタレがプレート上で焦げるので、次焼く肉にも大きく影響します。
なので肉をタレに付け込んでから焼きたい人には向いてないというのが私の結論です。
またスモークリーンIII DSK2002の特徴としてプレートがに穴があり、そこから油が下に落ちる仕様はいいんですが、その穴の部分は当然熱せられないため、その部分は肉が焼けません。なので焼けムラがかなり出ます。
肉を焼くと少し縮んだり、反り返ったりしますが、当然それによって浮いた肉の部分は全く加熱されません。
あとはAmazonのレビューでも散見されますが、肉を一気に載せると鉄板の温度がグッと下がるので、火力不足感は否めません。
吸引した煙はどこへ?
スモークリーンIII DSK2002の大きな特徴はファンで煙を吸引する点。
確かに煙を吸ってくれてはいるんですが、吸った煙をダクトで部屋の外に出すというわけではないので、吸った煙は空気としてふわーっと機械の外に漏れ出ます。
もちろん煙のままだと匂いも飛距離がすごいので、空気としてふわーっと漏れ出す方が遥かにいいんですが、ダクト形式ではないので匂いはするということを覚悟しておいた方がいいと思います。
繰り返しになりますが煙のままよりは、ふわーっと漏れ出す方が良いんですけどね。
安くてファン付きというメリット
とはいえファン付きで油が下に落ちるタイプのロースターが1万円前後で手に入るので、決してコスパは悪くありません。
我が家でも油跳ねと焼きムラを我慢しながら、一応現役で使っています。
また部品は簡単に分解できて、洗いやすいのも大きなメリット。操作も簡単なので、お手軽に焼肉をやりたいならアリだとは思います。いや悪くはないんよ。Amazonのレビューもいいし。
でも次買うなら?
やっぱり美味しく焼肉を食べるなら、タレに付け込んだ肉を、油跳ね少なく、焼きムラ少なく焼きたいので遠赤外線のロースターを検討したいですね。上部からの赤外線で焼くやつ。
気を付けたいのはプレートの加熱が強いと結局油跳ねと煙が出るので、プレート側に熱源が無いか、プレート側の熱量を調節できるかです。
これとか↓
もう少し高いやつだとコレとか↓
1個目のものはプレート側の加熱が無く、2個目の方はプレートも加熱できるがプレートが熱くなり過ぎないようにコントロールされるらしく、さらに心配ならプレートのみ過熱を切ることもできるという優れもの。
肉が焼けるまでの時間はかかりそうですが、次買うとしたらこの2つのようなロースターを狙っています。(今のロースターの壊れ待ち)
肉をタレに漬け込んだことない人はやってみて
やたら「肉をタレに漬け込んでから焼く」ことにこだわっている私ですが、やったことない人は是非一度お試しいただきたいです!
実際ほとんどの焼肉屋さんでも、タレに漬け込んだ状態の肉がテーブルに運ばれてくるはずです。
やり方は簡単で、市販の焼肉のタレを生の肉にかけておくだけ。ムラが嫌なら袋に入れても見込むと良いです。
そして焼いた肉を同じタレをつけて食べるだけなんですが、これだけでもかなり焼肉屋の焼肉っぽい味になります。
特にカルビ等の油が多い肉は、焼いた後にタレをつけても油でタレをはじいてしまうので、タレの味が感じずらくなるのでおすすめです!